
上海郊外の私の顧問先の農園研究所。
そこの管理小屋兼管理人住居。
なんとなく日本的レトロな感じがする。
犬までがレトロに見える。
しかし、違う空気を感じる。やっぱり外国である。
その違いはここのディテールの違いにある。
そして色彩。

この写真では大きなフォルムの違いは少ない。
少しずつ違うディテールの積み重ねで空気の違いを感じるのだろう。
景観にはその場の空気が重要な要素だと思う。
空気を雰囲気と言ってもよいのかもしれない。
レトロな空気は時間の流れさえも感じさせる。
そして生活感があるかないかは景観の中で大きな要素になってくる。

ひまわりは食用で育てている。
その種を取り終わったひまわりの花。
それはゴミとも見えるが、ここでの生活感を感じる瞬間でもある。

ランドスケープの設計で公園の設計がある。
自然環境を保全し、遊びの場や憩いの場などを考えるわけである。
そこには地域の文化や歴史などをふまえて等となるわけである。
最近は痴漢や犯罪者のことも考えて色々設計する。
ベンチは住所不定の人が寝る事が出来ないようにとか。
人目の届かない暗くなる場所をなくし安全にとなる。
それがご時世である。。。残念でしょうがない。
小生はこのような場所のベンチで、恋人が恋を語らい、お年寄りと子供が一緒に座り色々話をしてほしいと思う。
小生個人的には、のんびり昼寝したい。
公共のベンチを一人で横になって使うな!と怒られるのでしょうか。。。
いやーまったく、まったくである。
ベンチ一つ置くのもランドスケープの設計。
でもこれはすごく大切な設計である。
これからの若い設計者はどんな思いで設計していくのだろう。
お役所の人の考えは想像出来るが。

中国のコーヒー事情は日々変化している。
又、地域格差も著しい。
コーヒー産業はまだまだ大都市中心になる。
中国におけるコーヒーショップの考え方は日本とだいぶ違う。
利用形態が日本と考え方が違う。
利用形態にはいくつか分類できる。
1.接待場所。
2.純粋にコーヒーショップを楽しむ。
3.ファッション。
4.外人の利用。
大きく分けれるとこんな分類。
接待場所とは純粋に接待するのである。
高級コーヒー店ではコーヒーのほかに食事も出来る。
食事は台湾風が主流。
店内で日本風鉄板焼きをやっているところもある。
接待では一人当たり数百元使う。
日本円に換算すると3000円以上である。
物価換算すると日本円で2万円以上だろう。
日本の喫茶店で一人2万以上は想像できない。
又、個室があることも大きな違いだろう。
この代表的な店が上島珈琲である。
店内ではライブでピアノやクラッシックを演奏している店も多い。
いすはすべてソファー形式である。
この店の感覚は日本人にはない。
この接待場所に多く使われる高級喫茶店は中国の珈琲事情において特記すべき事と思う。
次に2.の純粋にコーヒーショップを楽しむである。
これが又、表現が難しい。
さらに地域による格差が著しい。
この事情は次回で説明します。
写真は杭州は西湖にあるスターバックスである。
大変にぎわっている。
アメリカ、オーストラリア等では閉演が続いているそうだが、ここ中国では飛ぶ鳥を落とす勢いである。
珈琲一杯日本とほぼ同じ値段!。。。これはいい商売だ。

古い長屋入り口。
入ってみたいような怖いような。
それが魅力である。
近いうちにここも壊され、近代化されるであろう。
その時の計画では、まずは入り口は明るく広くとなる。
新しく計画すれば普通はそうだろう。
きっと綺麗な近代化のものになる。
又、一部ではこの雰囲気を残す再開発も出始めている。
それはすごくいいことだと思う。
そのきっかけは商業ベースからの発想である。
開発はビジネスベースでよきものもなくす。
でも、新しいビジネスケースの一部には雰囲気を重要と捉える事業も出てきている。
この境は非常にあいまいである。
ただ、一時のオール近代化からいくつかの選択肢が出てきたことを歓迎しよう。
でもまだまだ一部である。
設計者はクライアントからの依頼で成り立っている。
その狭間での仕事はデザイナーの腕の見せ所なのかも知れない。

今、中国のショッピングモールのデザインは大きく二つに分かれる。
一つは中国伝統の素材を生かしたモダンチャイナ。
もう一つは世界共通の近代的なショッピングセンターデザイン。
これはアメリカ、日本とまったく変わらないデザインである。
この二つのデザインが主流である。

どちらにも同じメーカーが入っている。
そしてどちらも繁盛しているようだ。
やっぱり今の中国は購買力はすごい。
高級品は限られた人であろう。
でも、すごい数の人が買いに来る。
人が多いと言うことは販売戦略も変わってくるはずだ。
上層の人達の購買が横ばいになっても、その予備軍はどれだけいるのだろう。
予備軍が今、ブランドに手を出し始めている。

景気に変動はつき物である、しかし、多くの人が基盤の出来た生活をスタートした。
間違いなく底力はある。
日本もバブルがはじけても、1億数千万人は世界の中で裕福な生活を続けている。
今までの景気変動の数字はこの国では参考にならない可能性がある。
それはいまだかつて一国で13億人の好景気を経験した国はない。
統計経済では計り知れない可能性があることは間違いない。
今、ヨーロッパブランドに日本は遅れをとっている感じだ。
写真は中国伝統のレンガを今風にアレンジしたモダンチャイナのブティック街。

